商業施設の清掃コンセプト

商業施設清掃管理の目的

  1. 美しく快適感のある売り場を「商品」として提供する取り組み
  2. 予防メンテナンスの見地に立って、経済的に最小のコストで最良の結果を生み出す

予防清掃

  • 床面の汚れがひどくなる前に適切な周期をもって処理し、常に美観を維持し建材の保全に努めます。

迅速な対応

  • 営業時間中に施設内外を巡回しながら対応・処理を行います。

環境衛生

  • 常に清潔を重視し、環境にやさしいケミカルを使用します。

機械の導入

  • フロアマシン等の機械導入をはかり、作業のスピードアップと省力化を進めます。

質の向上

  • スタッフに対して清掃管理業務の基本方針と体系的な教育を実施し、スタッフの清掃技術と自らの質の向上を図ります。

コミュニケーション

営業方針にあった業務遂行

店とのコミュニケーション

「クリーニング業務(クレンリネス)とは顧客誘導・固定客づくりのための販売促進に充分結びつく分野である」と、私ども内外美装は考えております。店側とのコミュニケーションを図ることにより、重要な販売戦略の一環としてお役に立てるよう、最大限の努力を致します。

  • 支配人との定期的ミーティング
  • 実施業務報告書提出
  • 店担当者との毎日ミーティング

お客様とのコミュニケーション

スタッフ1人ひとりが、お客様とふれあいを大切に致します。また、お客様と一緒になって街づくりに参画し、心のこもった接客を致します。

  • 身だしなみチェック
  • 安全作業・マナー度チェック
  • クレーム処理の姿勢づくり

当社従業員とのコミュニケーション

毎週1回のセクション別ミーティング・シフト編成ミーティングを基に、各問題点について協議・改善に努め、コミュニケーションを図ります。

  • 知識教育(サービス精神・マナーから労働安全衛生など)
  • 実技指導(基本作業をはじめとする清掃の講義・実習など)

予防メンテナンスシステム

現場の環境に応じた組み合わせで維持管理方式を取り入れる

フロアメンテナンスの基本は、床材の材質を生かし、床材を損傷することなく一定のレベルの美感度を維持することです。
そのためには、汚れてから美しくするのではなく、汚れる前に手入れをし、長期間保つために日常保守管理を十分に行うことが必要になります。

導入作業

  • 強靱な基礎皮膜の生成(超高濃度樹脂ワックス)

日常保守作業

  • 自動洗浄機による清水洗浄
  • ハイバフィング作業(光沢があり、汚れに強い耐久性のある塗膜をつくる)
  • スピードコーティングシステム(フロアに付着した汚れ等を取り除きながら樹脂塗膜を修復、光沢の復元)
  • 表面洗浄

剥離作業

  • 表面洗浄で復元できない黄変・黒ずみの剥離


これらの保守作業を具体化・パターン化して、お客様のニーズのシステムへカスタマイズしていきます。

迅速な対応

エリア区分と日中巡回清掃

  • 汚染が進みやすいエリア(重汚染エリア)を設定し、日中巡回清掃を実施します。
    • 定期的時間巡回
    • 日中店内呼び出し
    • 店内巡回専用ユニフォーム
    • 日中店内巡回ダストカート